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FIT終了後の売電先は自由に選べる|高額買取への切り替え方

梶原 誠一 / 更新:2026-06-20
FIT終了後の売電先は自由に選べる|高額買取への切り替え方
売電とは、太陽光発電でつくった電気のうち自宅で使い切れなかった分を電力会社などに売り、収入を得る仕組みです。「うちの売電価格、いつの間にか安くなってない?」という相談を私は何度も受けてきました。結論から言うと、FIT(固定価格買取)の10年が終わったあとは売り先を自分で選べるので、放っておかず比較するのが一番得します。
  • 売電とは、自家消費で余った電気を電力会社や新電力に売って収入を得る仕組みです。
  • FIT制度では家庭用(10kW未満)の売電価格が10年間固定されます。
  • FIT10年が終わる「卒FIT」後は売電単価が大きく下がり、売り先は自由に選べます。
  • 卒FIT後は売電より自家消費(蓄電池活用)のほうが得になるケースが増えています。
  • 売り先の切り替えに初期費用がかからないサービスもあります。

売電の結論

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売電は「FIT期間中」と「卒FIT後」でまったく性格が変わります。

FIT期間中は国が決めた単価で10年間買い取ってもらえるので、ほぼ何もしなくて大丈夫。問題はその先です。卒FITになると単価は一気に下がり、どこに売るかは自分で決めることになります。

正直に言うと、私が現場で一番もったいないと感じるのは、卒FITに気づかず昔の契約のまま放置している家庭です。単価を比べるだけで年間の手取りが変わります。

FIT期間中は何もしなくてよい。動くべきは卒FITのタイミング。ここで売り先を比較するかどうかで手取りが変わります。

いつでも簡単に 「高額買取 ※ 」に切り替えできます!

卒FIT後の売り先は、解約金や工事なしで切り替えられるサービスが選べます。

いつでも簡単に 「高額買取 ※ 」に切り替えできます!

ENEOSは太陽光の買取サービスを提供しており、申し込みから買取開始まで自宅の設備工事を伴わない形で手続きできます。

私の実感では、切り替えのハードルが下がったのはここ数年の大きな変化です。昔は「面倒だから今のままでいい」という人が多かった。今はWEBで完結します。

1 高額買取 ※ !

卒FIT後の買取単価は、売り先によって差が出ます。

FITが終わると、国が保証していた高い単価は適用されません。各社が独自に設定する単価で買い取る形になり、ここで初めて「比較する価値」が生まれます。

正直、1円違っても年間で見れば数千円の差です。大きくはないけれど、切り替えが無料なら比べない理由がない、というのが私の考えです。

2 お客様負担なし

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売り先の切り替えに初期費用や工事費がかからないサービスがあります。

卒FITの売電は、すでに設置済みの太陽光パネルからの余剰電力を売るだけなので、新たな設備投資は基本的に不要です。契約の切り替え自体に費用が発生しないケースが一般的です。

卒FIT後の売り先切り替えは、設備が稼働していれば追加の工事費・初期費用なしで進められるのが基本です。

3 シンプルプラン

卒FITの買取は、単価が決まっていて余った電気を売るだけのシンプルな仕組みです。

3 シンプルプラン

FIT期間中のように複雑な認定手続きは要りません。すでに認定を受けた設備で発電し、自家消費して余った分を売る。この流れは卒FIT後も変わりません。

私がよく説明するのは「卒FITは契約の更新ではなく、売り先選びのリセット」だということです。難しく考えなくていい。

4 手続きスムーズ!

WEBからの申し込みで、卒FIT後の売電手続きは完結できます。

申し込みはインターネット上で行い、買取料金の受け取りは指定口座への振込が一般的です。紙の書類を何枚も書く時代ではなくなりました。

卒FIT後の売電 手続きの流れ(一般的な例)
ステップ内容
1. FIT終了時期の確認設備認定から10年でFIT期間が終了する
2. 売り先の比較各社の買取単価・契約条件を比べる
3. WEB申し込みインターネットで売電契約を申し込む
4. 口座登録買取料金の振込先口座を登録する
5. 買取開始契約後、余剰電力の買取が始まる

FIT期間が終わったら電気の 「売り先」 を自由に選べます

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卒FIT後は、これまでの電力会社に縛られず売り先を自由に選べます。

FIT制度は10kW未満の住宅用太陽光で10年間、国が定めた価格での買取を保証する仕組みです。経済産業省 資源エネルギー庁がFIT(固定価格買取制度)を所管しています。

この10年が過ぎると、保証は外れます。だからこそ「売り先を選び直す」ことが、卒FIT世帯の一番の仕事になります。

お知らせ

卒FITを迎える世帯は2019年以降、年々増え続けています。

お知らせ

住宅用太陽光のFITは2009年の余剰電力買取制度から本格化したため、2019年11月以降、最初の卒FIT世帯が順次発生しています。これは資源エネルギー庁が公表してきた制度の経緯にもとづく事実です。

自分の設備がいつFITを終えるのか、まずは認定の年月を確認してください。ここがすべての起点です。

買取単価比較

買取単価は、FIT期間中の固定単価と卒FIT後の自由単価で大きく異なります。

確実な数値としてお伝えできるのは、FIT期間中の単価は国が年度ごとに定めるという仕組みの部分です。卒FIT後の各社単価は時期によって変わるため、申し込み前に必ず公式の最新情報を確認してください。

買取単価は時期で変わります。この記事では具体的な単価を断定せず、申し込み前に各社の公式ページで最新単価を確認することを強く勧めます。

卒FIT買取単価比較

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卒FIT後の単価はFIT期間中より大きく下がるため、自家消費との比較が重要になります。

私が現場で見てきた範囲では、卒FIT後の売電単価は、家庭で電気を買う単価よりも安いことがほとんどです。つまり「売るより使う」ほうが家計には効きます。

だから蓄電池で昼の余剰をためて夜に使う、という発想が出てきます。ここは次の章で具体的に触れます。

サービス概要

卒FIT後の買取サービスは、電力会社・新電力・ガス会社などが提供しています。

サービス概要

代表的なものにENEOSの太陽光買取サービスがあります。WEBからの申し込みに対応し、買取料金は口座振込で受け取る形です。契約条件や単価は公式ページで公開されています。

私が選ぶときに重視するのは、単価そのものより「電気を買うプランとセットでいくら得か」です。売電だけ見ても全体最適にはなりません。

よくある質問

売電について、相談現場で実際によく聞かれる質問にまとめて答えます。

よくある質問

売電とは?
売電とは、太陽光発電でつくった電気のうち自宅で使い切れずに余った分を、電力会社や新電力に売って収入を得る仕組みです。住宅用(10kW未満)は基本的に「余剰買取」で、自家消費の余りだけを売ります。
売電の費用は?
すでに太陽光パネルが設置済みの場合、卒FIT後の売り先切り替えは追加の工事費や初期費用がかからないのが一般的です。新規に発電を始めるなら、太陽光発電システム本体の設置費用がかかります。
売電の始め方は?
住宅用の場合は太陽光発電設備の設置とFITの設備認定から始まります。すでに設置済みでFITが終わる卒FIT世帯は、各社の買取単価を比較してWEBから申し込み、振込先口座を登録すれば売電を続けられます。
卒FITとは?
卒FITとは、FIT(固定価格買取制度)による10年間の買取期間が終わった状態を指します。卒FIT後は国が保証する高い単価が外れ、売り先と単価を自分で選び直すことになります。
卒FIT後は売電と自家消費どちらが得ですか?
卒FIT後の売電単価は電気を買う単価より安いことが多いため、蓄電池などで自家消費を増やすほうが家計に効くケースが増えています。売電単価と購入単価を比べて判断してください。

最後にひとつだけ。卒FITの通知が届いたら、その日のうちに自分の設備の認定年月だけ確認してください。比較も切り替えも、そこからで間に合います。動くのが一番のもうけです。

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こんにちは。この記事について、下の候補から選ぶか、自由に質問できます。

梶原 誠一

元大手電力系エネルギー会社勤務(再生可能エネルギー部門) ・ エネルギー管理士
電力・エネルギー業界歴15年

エネルギー会社での実務経験をもとに、卒FIT後の売電先比較や蓄電池導入の費用対効果を一次情報にあたりながら執筆。読者が自分の家庭に合った選択肢を具体的に判断できる記事づくりを心がけている。

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