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卒FIT後の売電先おすすめランキング|東京・関西エリア別に最高買取価格を比較

梶原 誠一 / 更新:2026-06-20
卒FIT後の売電先おすすめランキング|東京・関西エリア別に最高買取価格を比較
卒FITを迎えた途端、売電単価がガクッと下がって「このまま放っておいていいのか」と悩む方は多い。結論から言うと、契約が終わったら売電先は一度見直したほうがいい。同じ太陽光の余剰電力でも、買取会社を変えるだけで単価が数円変わってくるからだ。
  • 卒FIT後の売電単価は買取会社によって差があり、東京電力エリアでは最高14.38円/kWh(エネまかせ・太陽光買取サービス)。
  • 関西電力エリアの最高額は12.02円/kWh(エネまかせ・太陽光買取サービス)。
  • 市場連動型の買取プランは単価が変動するため、固定単価との違いを理解してから選ぶべき。
  • 選び方は単価だけでなく、支払いタイミング・契約期間・解約条件も合わせて比較する。
  • 自家消費や蓄電池との組み合わせも、売電継続と並ぶ有力な選択肢になる。

卒fit後の売電先 おすすめの結論

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卒FIT後の売電先は、お住まいのエリアで買取単価が高い新電力に切り替えるのが基本の答えだ。

私はエネルギー会社の再エネ部門に長くいたが、FIT期間中の高い単価(10年前なら40円台もあった)と比べると、卒FIT後の10円前後という水準に最初は誰でも面食らう。

だが、ここで「もう安いから放置」と契約先をそのままにするのは、正直もったいない。

同じエリア内でも会社によって数円の差が出る。年間の余剰電力が3,000kWhなら、2円の差で年6,000円。10年で6万円の違いになる。

卒FIT後は売電単価が大幅に下がるため、契約終了のタイミングで買取会社を見直すのが最も損の少ない選択です。

選択肢は大きく3つ。完全に自家消費へ振り切る、これまでの大手電力会社で売電を継続する、新電力へ売電先を変更する。多くの家庭にとって現実的なのは、3つ目の「新電力への変更」だと私は考えている。

東京電力エリア・卒FIT買取価格の最高額ランキング

東京電力エリアで卒FIT買取単価が最も高いのは、エネまかせと太陽光買取サービスの14.38円/kWhだ。

東京電力エリア・卒FIT買取価格の最高額ランキング

以下に主要な買取サービスを単価順で並べた。同じエリアでも下位とは3円以上の差がある点に注目してほしい。

東京電力エリア 卒FIT買取価格ランキング
順位サービス名買取単価(円/kWh)
1位エネまかせ14.38
1位太陽光買取サービス14.38
3位プラチナプラン13.80
4位太陽光電力買取サービス12.50
5位太陽光余剰買取11.10

単価だけ見れば上位2社が頭ひとつ抜けている。ただし上位のうち市場連動型のプランは、その月の電力市場価格で単価が動く。表の数字は目安であって、固定で保証された額ではないことを覚えておきたい。

1位 エネまかせ 14.38円/kWh

エネまかせは東京電力エリアで14.38円/kWhと最高水準の買取単価を提示する市場連動型のサービスだ。

市場連動型なので、電力の需要が高まり市場価格が上がる時間帯・時期には、固定単価より高く売れる可能性がある。逆に市場が下がれば単価も下がる。

正直に言うと、この仕組みは「相場が読める人・変動を許容できる人」向けだ。毎月の入金額が一定でないと家計管理がしづらい、という家庭にはあまり勧めない。

一方で、単価の上振れを取りにいきたい人にはハマる。シミュレーションで自宅の発電量を入れてみて、固定型との差額を確認してから決めるのが安全だ。

1位 太陽光買取サービス 14.38円/kWh

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太陽光買取サービスもエネまかせと同じ14.38円/kWhで、東京電力エリアの最高額タイだ。

単価が並んでいる場合、最後の決め手になるのは買取以外の条件になる。具体的には、支払いタイミング、契約期間、解約時の縛りの3点だ。

私が相談を受けたときに必ず確認するのもここ。単価が同じなら、入金サイクルが早く、契約期間の縛りが緩いほうを選んだほうが後悔が少ない。

買取単価が同額なら、支払いタイミング・契約期間・解約条件で比較するのが正解です。

3位 プラチナプラン 13.80円/kWh

プラチナプランは東京電力エリアで13.80円/kWhと、上位2社にわずか0.58円差で続く水準だ。

3位 プラチナプラン 13.80円/kWh

上位2社が市場連動の色を持つのに対し、こうした固定単価寄りのプランは「毎月いくら入るか」が読みやすい。

年間3,000kWhの余剰なら、14.38円との差はおよそ1,740円/年。この程度の差なら、変動リスクを避けて固定の安心を取る、という判断は十分アリだと思う。

4位 太陽光電力買取サービス 12.50円/kWh

太陽光電力買取サービスは東京電力エリアで12.50円/kWhだ。

単価そのものはトップから約1.9円下がる。ただし、買取会社を選ぶときに単価表だけ見て即決するのは危ない。

自分が普段使っている電力会社のグループや、他のサービスとのセット割があるなら、トータルで得になるケースもある。電気の購入と売却をまとめて見直すと、表面の単価以上の差が出ることがある。

5位 太陽光余剰買取 11.10円/kWh

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太陽光余剰買取は東京電力エリアで11.10円/kWhと、今回のランキングでは最も低い。

トップの14.38円とは3.28円の差。年3,000kWhなら年間で約9,840円、10年で約9.8万円の違いになる。

ここまで差が開くと、正直この単価のまま継続する理由は薄い。手続きの手間を惜しんで放置するより、上位への切り替えを検討したほうがいい。

関西電力エリア・卒FIT買取価格の最高額ランキング

関西電力エリアで卒FIT買取単価が最も高いのは、エネまかせと太陽光買取サービスの12.02円/kWhだ。

関西電力エリア・卒FIT買取価格の最高額ランキング

東京電力エリアと比べると全体に2円ほど低い。これはエリアの市場価格や需給の違いによるもので、関西では「12円台が上限ライン」という感覚で見ておくといい。

関西電力エリア 卒FIT買取価格ランキング
順位サービス名買取単価(円/kWh)
1位エネまかせ12.02
1位太陽光買取サービス12.02
3位すまいるFIT太陽光買取サービス(標準プラン)10.40
4位太陽光電力買取サービス10.00

関西でも上位2社が抜けている構図は東京と同じ。3位以下とは1.6円以上の差がある。

1位 エネまかせ 12.02円/kWh

エネまかせは関西電力エリアでも12.02円/kWhと最高額タイだ。

東京電力エリアと同じく市場連動型なので、考え方は変わらない。変動を許容できるなら上振れを狙え、安定を求めるなら固定型を選ぶ。

関西は東京より単価の絶対値が低いぶん、市場が下がったときの「下振れ幅」のインパクトも相対的に大きく感じやすい。シミュレーションでの事前確認はより重要だ。

1位 太陽光買取サービス 12.02円/kWh

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太陽光買取サービスも関西電力エリアで12.02円/kWhと最高額タイにつけている。

単価が同じなら、東京エリアの説明と同様に、支払いタイミングと契約期間で比べるのが現実的な選び方だ。

買取会社を比較する主な観点
比較する観点見るポイント
買取単価エリア別の単価。固定か市場連動かを確認
支払いタイミング入金サイクルが翌月か数カ月後か(各社要確認)
契約期間縛りの有無と更新条件(各社要確認)
解約条件違約金の有無(各社要確認)
支払いタイミング・契約期間・解約条件は会社ごとに異なります。単価が同じなら、ここを各社の公式情報で必ず確認してください。

3位 すまいるFIT太陽光買取サービス(標準プラン)10.40円/kWh

すまいるFIT太陽光買取サービス(標準プラン)は関西電力エリアで10.40円/kWhだ。

3位 すまいるFIT太陽光買取サービス(標準プラン)10.40円/kWh

上位2社とは1.62円の差。年3,000kWhで約4,860円/年の違いになる。

この差を「大きい」と取るか「許容範囲」と取るかは家庭次第だ。私なら、入金の安定性や手続きのしやすさが自分に合っているなら、無理に最高額を追わずこのあたりを選ぶこともある。

ここで一度立ち止まってほしいのが「完全自家消費」という選択肢だ。卒FIT後の単価が10円前後まで下がると、売るより自分で使ったほうが得になる場面が増える。電気を買う単価は売る単価より高いからだ。蓄電池を導入して昼の余剰を夜に回す、という発想も検討する価値がある。

よくある質問

卒FIT後の売電先について、相談を受けるなかで特に多い3つの疑問にまとめて答える。

よくある質問

卒fit後の売電先 おすすめとは?
FIT(固定価格買取制度)の10年間が終わった後に、余った電力を売る相手のことです。大手電力会社での継続、新電力への変更、完全自家消費の3択があり、買取単価の高い新電力への変更が基本のおすすめです。東京電力エリアの最高額は14.38円/kWh、関西電力エリアは12.02円/kWhです。
卒fit後の売電先 おすすめの費用は?
売電先の変更そのものに費用がかかるかは会社ごとに異なり、解約金や手数料の有無は各社の公式情報で要確認です。逆に、買取単価が会社で数円違うため、変更によって受け取る金額が増える方向に働くケースが多いです。
卒fit後の売電先 おすすめの始め方は?
まず自宅のエリア(東京電力・関西電力など)を確認し、そのエリアで単価が高い会社を比較します。次に支払いタイミング・契約期間・解約条件を各社の公式情報で確認し、市場連動型か固定型かを選んだうえで申し込みます。市場連動型はシミュレーションで発電量を入れて試算してから決めると安全です。

最後に率直な一言を。卒FIT後の単価は確かに下がるが、放置だけはしないほうがいい。エリアの最高額と今の契約を一度並べて、差額を10年分で計算してみる。それだけで動くべきかどうかははっきりする。

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こんにちは。この記事について、下の候補から選ぶか、自由に質問できます。

梶原 誠一

元大手電力系エネルギー会社勤務(再生可能エネルギー部門) ・ エネルギー管理士
電力・エネルギー業界歴15年

エネルギー会社での実務経験をもとに、卒FIT後の売電先比較や蓄電池導入の費用対効果を一次情報にあたりながら執筆。読者が自分の家庭に合った選択肢を具体的に判断できる記事づくりを心がけている。

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